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2013年度 活動報告 海事環境エネルギー研究theSIS

1.放射性物質の回収法および放射能評価方法の検討
 昨年度に引き続き,原発事故に伴い拡散した放射能セシウム等を海水から吸着材を用いて採取する方法の検討を行った.現在,海水中に溶存する放射能セシウムはほとんど存在しないことがわかったので,以前から行ってきた海水中に溶存するレアメタル等希少金属の吸着に関する研究を行った.そして,核融合炉に用いる原料である海水中に溶存するリチウムおよび水に含まれる重水素の回収についての検討を行った.吸着剤を用いてリチウムを回収できることがわかった.

2.部門セミナー「海洋環境と海洋エネルギー利用関連技術」開催
環境・エネルギーに関するテーマ,「民間船を利用した海況モニタリング」「海水からの核融合燃料採取に関する検討」「種々のLNG船用推進プラント登場の背景と矛盾点」の題目でセミナーを開催した.

日時:2014年1月21日 14:00~15:30  場所:神戸大学 深江キャンパス 4号館1階4101室
プログラム:司会 谷池 晃
14:00~14:30- 種々のLNG船用推進プラント登場の背景と矛盾点
          神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター 客員教授
              元(株)川崎重工機械ビジネスセンター技術総監  堀家 弘
14:30~15:00- 民間船を利用した海況モニタリング
          神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター 客員教授
                   九州大学応用力学研究所教授  広瀬 直毅
15:00~15:30- 海水からの核融合燃料採取に関する検討
          神戸大学大学院 海事科学研究科 マリンエンジニアリング講座  谷池 晃
15:30-   閉会挨拶    神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター
                海事環境エネルギー部門長
3.国際活動
(1) A. Taniike, Yuya Hirooka, Noriaki Nakanishi, Raito Nakamura, Y. Furuyama, “High fluence irradiation on the ion beam graft polymerization method”, The 11th European Conference on Accelerators in Applied Research and Technology, P-077, Sep. 8- 13, 2013, Namur, Belgium.
(2) S. Mochizuki, A. Taniike, T. Shinobu, T. Ido, A. Shimizu, M. Nishiura, Y. Furuyama, “MCP Calibration for the heavy ion beams generated by the 1.7 MV tandem accelerator”, The 11th European Conference on Accelerators in Applied Research and Technology, P-014, Sep. 8- 13, 2013, Namur, Belgium.

4.論文等
〔修士論文〕
・望月翔:“タンデム加速器で生成された金イオンおよび中性粒子ビーム電流のガス厚依存性に関する研究”,神戸大学大学院海事科学研究科博士前期課程論文,2014年3月

〔論文〕
(1) Akira Taniike, Tomoaki Shinobu, Sho Mochizuki, Takeshi Ido, Akihiro Shimizu, Masaki Nishiura, Yuichi Furuyama,”Charge Fraction Measurements for Heavy Particle Beams Generated by the Tandem Accelerator with MCP System”, Plasma Fusion Res. 8, 2401087 (2013)
〔学会発表〕
(1) 土居謙太,西浦正樹,谷池晃,松木拓也,島添健次,堀木一成,長坂琢也,藤本靖,藤岡加奈,田中照也,木崎雅志,山岡人志,松本新功,粕谷俊郎,和田元,「高エネルギー粒子誘起ガンマ線カメラを用いた核融合損失アルファ粒子計測手法の開発」,第75回応用物理学会秋季学術講演会,同志社大,2013年9月,18p-A12-2
(2) 土居謙太,西浦正樹,谷池晃,松木拓也,島添健次,堀木一成,長坂琢也,藤本靖,藤岡加奈,田中照也,木崎雅志,山岡人志,松本新功,粕谷俊郎,和田元,損失アルファ粒子計測のためのガンマ線イメージング用コリメータ設計」,プラズマ核融合学会,東工大,2013年12月,05pE02P
(3) 谷池晃,中西孝彰,古山雄一,“ポリエチレン中のイオンビーム誘起ラジカル種とグラフト率の関係”日本原子力学会春の年会,東京都市大,2014年3月,D38
(4) 松木拓也,谷池晃,古山雄一,西浦正樹,島添健次,堀木一成,木崎雅志,松本新功,土居謙太,山岡人志,「タンデム加速器を用いて生成した高エネルギーγ線の測定及び中性子の影響」,日本原子力学会春の年会,東京都市大,2014年3月,D40(予定)
(5) 土居謙太,西浦正樹,谷池晃,松木拓也,島添健次,堀木一成,長坂琢也,藤本靖,藤岡加奈,田中照也,木崎雅志,山岡人志,松本新功,粕谷俊郎,和田元,「ガンマ線画像検出による核融合損失アルファ粒子計測のためのコリメータ設計」,応用物理学会,青山大,2014年3月


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